あのデッキはこう倒せ〜対奇跡編〜

対奇跡は早々に出来上がってたんやけど、他のがまだ終わってなかったけ保留してる状態やったけども、一個一個書いてく事にします

前置きとして、今回のシリーズ？は期待される程の特別すごいシークレットテク的な事は一切なくて、むしろ当たり前の事しか書いてない
ただ、その当たり前の事を実践出来てないプレイヤーがたまにいるから、おさらいまでに記事にしてみた
こういう内容って感覚的な部分があるけ、文字におこすのが面倒で、ちょいおかしい部分あるやも


では、どういった内容を書くのかというと
レガシー環境に存在する多くのデッキがあり、それぞれ様々な角度から最終的に勝利を目指すわけだ
手札、場の状況からいくつもの選択肢から最善と思われる手を選択していくわけだが、結局のところ多くのデッキに対しては基本的な戦法は変わらない
練習を重ねて、そのデッキの錬度を上げれば、多くのデッキに対応出来るようにはなる
しかし、他のデッキとは軸がずれた戦い方をしてくるデッキを相手にする場合、定石のような戦法では勝てない事もある
軸のずれた相手というのは、コンボデッキが代表的であり、他にもいくつか存在する
そういった相手に対して、相手のデッキを正しく理解し、正しく対応出来るかどうか
勝てないのは、その相手に対して誤った認識を持ってる可能性があるだろう
というわけで今回、それらに対しての戦い方やそれらのデッキの特性を紹介してみたいと思います

ちなみにデルバーなり魚なりのクロパ視点になってます
各デッキからの視点で書いてくのは長くなりすぎるんで
とはいえ、基本は相手の特性とかになるんで当てはまる部分は多々あると思われるんで問題ないかなと
あくまで参考程度に、結局は盤面によって対応変えないといけないから必ずしも正解ではないしね



【対 Miracle】

・はじめに

奇跡デッキとはどういったデッキか？
負けないデッキだ
つまりは相手のアクションを捌き続けてから勝ちにいく典型的なコントロールデッキ
生物戦で低マナ域が主流なレガシー環境において、多くの除去と相殺で抑え込み、ジェイスと天使への願いというフィニッシャーでゲームを決める
逆に触りにくい土地を主軸にしたデッキ(Postとか)、盤面での対決をしないデッキ(Burnとか)、アドバンテージを稼ぎやすいデッキ(Jund、ゴブリンとか)には不利が付くものの、サイドを含めて極端な不利が付きにくいデッキである


・マストカウンターは独楽

奇跡デッキの中核は独楽であり、独楽の有無が勝敗に大きく影響する
独楽が無ければ奇跡を任意のタイミングで起こしにくいし、相殺も土地の枚数やマナ域の広さから滅多にカウンター出来るもんじゃない
1t独楽にwillを躊躇うべきではない
時にはアド損覚悟でフェッチに合わせて独楽に除去撃つのも手
もちろん例外として、自分の初手ハンドがドブン仕様(デルバー*2＋willもみ消し他とか)なら、独楽の起動のラグに突け込むためにあえて通して除去を弾くパターンもある


・独楽相殺はあくまでハーフロック

独楽相殺の組み合わせを突破するのは難解に見えるが、実際はそんな事はなく、ロックと呼べたものではないくらい非常にお粗末なのが実情
昔あったCTGというデッキはマナカーブが非常に綺麗に構成されていたため制圧力はそれなりにあったが、奇跡というデッキは穴だらけである
奇跡のメインのマナ域としては
0)22-24 1)14-16
2)5-7 3)3-5
4)3-4 5)3-4
6)3-4
といったように0-1マナ域が大半を占め、他はそれぞれ5%前後であり、独楽ブレストでトップを調整しながらでも任意のマナ域が無い状況は多々ある
2マナ以上は通る確率が高いので、臆する事なくプレイすべきだし、時間が経過する程にトップ3枚を調整されていく
独楽がある事で1マナ域は確実にカウンターされるわけでもなく、独楽をトップに戻す事はそのターンに1マナ以外を通してしまうので躊躇われ、せっかく通した独楽を再キャスト時にカウンターされたくないのが相手の心理である
1マナ域をプレイする時のコツとして、インスタントとソーサリータイミングのカードを上手く併用したり、フェッチ起動に合わせたり
手札とデッキから最善の手をきっちり計算しよう


・クロックを常に確保

StP、終末、青ラス、爆薬、瞬唱、ジェイスと生物対処に重きを置いてるデッキであり、クロックは除去されるものとして考え、いかに最小限の被害で抑えて20点を削るかを考える必要がある
奇跡相手に焦ってはいけないし、長期戦を挑んでもいけない
焦って全展開して終末で流されてクロックが尽きてはいけないし、ちまちまし過ぎて長期戦に持ち込めば相手の土俵で戦うはめになる
ハンドに常にクロックを確保しつつ、終末を撃たせる最小限のクロックでダメージを刻むように意識しよう
ネメシスやヤンパイなんかは1体で全除去を撃たせれるから、こういった生物のタイミングを間違えないようにしたいし、爆薬や青リングで複数除去させないようにケアする動きも必要な事がある(デルバー2体の内1体を変身させないとか)
次のターン倒せるから展開するのか、返しに終末されたら詰むから温存するかの見極めが大事だ


・奇跡の特性

奇跡コストをしっかり念頭に入れ、相手のマナソースと照らし合わせながら常に動く
当たり前の事だが、相手ターンの第一メイン以降は奇跡が起きないので、トップに奇跡があると思われるなら、ヴェンディで無理矢理引かせたり、独楽に茶破壊撃ったり、サジカルでシャッフル強要したり出来る事は頭に入れておく必要がある


・サイドチェンジ

奇跡に対して弱いカードを抜き、強いカードを入れるという当たり前の作業
では実際、どんなカードが強くてどんなカードが弱いのか

奇跡に対して強いカードとは、対処しづらい土地や非生物によるアドバンテージを稼ぐもの
生物に対しては圧倒的な制圧力を持つ反面、勝ちまでに時間がかかるために触りづらい部分で動かれると首を締める形になる
森の知恵…奇跡に対する最強のカードで、早々に着地すれば勝てる。更地にしてから独楽で一方的にゲームを組み立てるプランが取れなくなり、容易にライフを支払えるため奇跡殺しといえる
PW全般…ダメージ源が乏しいから除去しづらいからね、ティボルトですら強い(たぶん)
未練ある魂(苦花)…1点クロックでも除去を撃たざるえないデッキなため、終末で流しても返しにクロック供給されるのが辛い
罰する火…たった1枚で数少ない勝ち手段が天使だけになる。時間がかかるデッキであり、燃え柳を処理しにくいため1点ずつの刻みで充分勝ちを狙える
もみ消し…奇跡呪文に対してはもちろん、土地を伸ばすデッキだから上手く刺さると動けなくなる

逆に弱いカードとは、賞味期限が短いものやバニラ
使用するデッキや先手後手にもよるけど、奇跡が長期戦に持ち込むスタイルであるため、序盤でゲームを決めるのも一つの手ではあるが、自身のブン回りや相手の動きが芳しくない事を期待するのは正解とは言えない
少しでもモタついて高マナ域の戦いになれば力負けするのは明白
除去の波を越えるためにも生物の数は多いに越した事はないが、何でもいいわけでなく、打点の高さよりもアドバンテージやシステム生物を優先すべきだ
目くらまし(呪い捕らえ)…奇跡は独楽の存在で目くらましをケアしやすいデッキだ。他のデッキは1マナ浮かせて動かせるだけでテンポを取れるが、独楽がある事で1マナ浮かせながらも無駄なく動ける。終末を打ち消しにくく、一旦終末を通したならば目くらましは一気に弱体化していく
墓忍び(タルモゴイフ)…奇跡に対しては除去耐性がさまようものとあまり変わらず、サイド後のRiPの存在を考えると打点の高さよりも不要牌になる可能性があるだけ弱い。タルモゴイフは墓忍びよりはマシではあるし、生物数の問題で全抜きは難しいだろうが、強いカードではないので減らしていきたいところ
除去全般…火力や生物以外にも触れるカード以外は不要。ただヴェンディらへんがいるから全部は抜かない。Jundなんかは罰火を残して稲妻全抜きする感じ


・サイドカード

こちらがサイドチェンジ出来るのと同じように、当たり前だが相手もサイドチェンジしてくる
メインのカードだけ見てサイドチェンジをしないように(これはどんな相手にも言える事だけど、サイドチェンジミスで負ける人間が多い)
奇跡戦ではRiP(＋Helm)や月なんかは可能性を考えてのチェンジとプレイングを心掛けよう
サイドインすべきカードとしては、独楽・ジェイス・天使・エンチャントを中心に対策
真髄の針…独楽、ジェイス
無のロッド…独楽、爆薬、ヘルム
冬の宝珠…独楽、低速殺し
エンチャント破壊…相殺、RiP、月
古えの遺恨…独楽、バター、罠の橋、ヘルム、ソプター(使いきりの茶破壊だと独楽用とすればアド損になるから、他を見てからなり余裕があれば)
被覆、白鳥の歌…奇跡
ヴェンディリオン三人衆…奇跡、ジェイス
赤霊破、紅蓮破…相殺、ジェイス
Chains of Mephistopheles…渦まく知識等
仕組まれた爆薬…相殺、天使
殺戮遊戯…天使
硫黄の渦…低速殺し
他色々



以上
今後の予定
【対Burn】
【対Dredge】
【対Reanimate】
【対ANT】
【対Elf】

バーンとドレッジを書いてたのに消してしまってげんなり
頑張って書き直します



upして見直してみて、何か足りない気がしてたら、不毛の当て所と天使について書くの忘れてた
もう気力ないけいいや