一個前の日記のコメントに返答しようと思ったら、長くなりすぎたんでここれ



>>MUDさん

コメントどもれす
今回、ヴェンディが入っていた枠を秘密を〜に挿し替えましたが、厳密にはヴェンディの枠ではないです
基本的にCanadianは58枚固定されており、残り2枚はフリースロットになり、何を入れるかはメタや好みになるでしょう
その枠には、多くの方はヴェンディを挿してるようでしたし(ヴェンディ*2や急流、四肢切断が多いかな)、実際自分もヴェンディと爆薬でした

爆薬やら急流やらの話は置いといてヴェンディについて
非常に強力なヴェンディですが、Canadianにおいては、あくまで追加のクロックという意味合いが大きいです
飛行の3点クロック、隙を作らない瞬速、擬似ハンデスのcip、willの餌に、といったトリッキーな性能でありますが、Canadianというデッキ構成、スタイルを考えると、渇望するような生物ではないのです
マナコストは勿論関係ありますが、青青のダブルがキツいのではなく、3マナという部分ですが
Canadianは基本土地無しの18枚であり、その中に不毛が含まれます
この土地の少なさは、ライブラリー操作で探しに行く前提もありますが、2枚の土地で回す前提の構成であり、基本的には3枚以上並ぶ事を前提にされていません(3マナ以上は入らないという意味ではないです)
マナコストもそうですが、Canadianにおいて、隙を作らない瞬速と擬似ハンデスの部分が若干噛み合ってないのが理由です
瞬速の部分ですが、Canadianはメインで動く事が非常に多いデッキであり、クロック展開や氷でタップしたりライブラリー操作から必要なパーツを探しに行く事になり、その道筋の中で3マナを立たせてターンを渡す余裕が無い事が多いです
擬似ハンデスの部分ですが、この能力は前方確認の意味合いが非常に大きいのですが、Canadianにおいてヴェンディがマナカーブの頂点である事がこの能力の利点をフルに活かしきれないです
ヴェンディが一番強いタイミングは、次のアクションを通したい場面であり、それはジェイスなりオーダーです
それらが投入されてるデッキと比較すると、Canadianには必殺ブローが存在しないため、あくまで相手のハンドでヤバイのがあれば弾くだけになります(これでも充分強いのは確かですが)
アクションをしてからヴェンディに繋げるのか、ヴェンディから次のアクションに繋げるかが、デッキ構築段階でヴェンディの評価に影響します
前方確認に限らず、対石鍛冶や対SnT、水没とのシナジーも光りますが、まぁサイドからでもいいのでは?といった具合です

以上の事から、ヴェンディは非常に強力ではあるものの、Canadianにおいては追加のクロックという意味合いが強すぎる事で、追加のクロックとしての評価であれば軽い秘密を〜を優先した結果になりました
まぁ秘密を〜はまだ試用段階ですので、不要だと思えば抜いて再度ヴェンディを検討するかもしれません

自分自身がCanadianを2年前ぐらいに1回大会に出て、あとは数回フリーで回した程度の少ない経験からの考察ですので説得力は乏しいれすが
疑問点や意見あればなんなりと

コメント

MUD/STAX
2011年11月10日23:56

わざわざ解説いただき、本当にありがとうございます。
自分のCanacdian Thresholdのマナ基盤に対する甘さがよくわかりました。
今まで、3マナで動くつもりでおりましたので、今回の解説は目からウロコす。
ちなみに、しるびあさんとしては《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の変身についてはどのような意見をお持ちでしょうか??
ナチュラルに変身を待ったほうが良いのでしょうか?
個人としても、どちらが良いかは判断がつきかねております・・・・

何はともあれ、ありがとうございました。
勉強になります。

しるびあ
2011年11月11日3:03

>>MUDさん
状況によると言ってしまえばそれまでなんで自分なりの考えを
まず、秘密を掘り下げる者を使用するデッキで扱いが変わるかと
RUG系のは今一内容を知らないので省くとして、CanadianとAmericaについて
Americaについてはナチュラルに変身させるのが正解かなと思います
AmericaにはHymn to Tourachという2ターン目の明確なパターンがあるのが大きいです
Canadianは逆に2ターン目の最優先パターンが無いです
そこで、思案から2匹目の秘密を〜を探しつつ、スペルをトップにする流れは一つの強い動きでしょう
また、CanadianはAmericaと比べて非常にAggroなデッキです
Americaはマナ拘束とハンデスで妨害を重ねてる間にクロックを刻みますが、Canadianは少しの妨害でいかに素早く削り切るデッキとなります
ハンデスのあるAmericaは相手が立て直す時間を長く保てますが、Canadianにその術は無く、いかに序盤で広げた短いテンポ差の中で勝ちへと進めるかになり、そのためにもマングースのスレショスピードと秘密を〜の変身スピードが重要になります
よって、Americaはナチュラルな変身スタイルを、Canadianは積極的な変身スタイルを取る事になります
だからといって、貴重なブレストを無駄打ちするのは悪手ですが
まぁ状況次第で判断が正解ですけどね

MUD/STAX
2011年11月12日0:20

やはり、Canadian Thresholdではより積極的に、Team Americaではナチュラルと言うことでしょうか・・・
色々ほかの人とも話し合ってみますと、だいたいそのような意見に近づいてきます。
ありがとうございました。
勉強になりました。

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