Canadianのクロック問題

以前までのマングースとタルモの8枚体制(ヴェンディ合わせて9)は、クロックが足りない事があった
クロックが2体程度でも勝てるデッキではあるも、ブレスト思案を連打しても見つからないなんて事も
MM禁止時にCanadianの再構築を検討するにあたり、緑頂点を1、2枚挿す事を検討したぐらい

デッキにマッチした秘密を〜を投入するとして、クロックのバランスをどれくらいにするのが適正なのか?

仮に4枚ずつ投入したとして生物12枚、土地が18枚とすれば、残り30枚がソーサリーインスタントになり、反転率は50%
フェッチによる圧縮とライブラリー操作の存在で、実際の期待値はもっと高いけど

Canadianの課題であるクロックの少なさによって、序盤を理想通りにゲームを進めても攻め切れずに逆転されるパターンを、クロック増量で解決出来る
だが、逆に序盤の支配力が落ちる事になるのは必然
今まで、大半が除去カウンターマナ拘束で占め、それらと少ないクロックを8枚のライブラリー操作で回転させてたわけで、クロックを増量するなら他の部分を削るしかない
Canadianが58枚固定パーツと言われていたのは、個別のカードパワーは低い集まりではあるものの、それらを組み合わせた絶妙なバランスで成り立っているからだ
使用した人間にだけ分かる、形を崩せば弱くなると
レガシーのデッキは固定パーツが多いのがよくある
zoo、ANT、belcher、Merfolk、Goblin、Dredge・・・
けれど、これらはまだフリースロットがある
58枚固定のCanadianは特殊だろう

しかし今、この58枚のバランスを崩してまで投入価値のあるカードが出てきたわけで、それが秘密を掘り下げる者(あと四肢切断)だ
この青いナカティルは、稲妻を無駄牌に出来る利点を薄れさせるものの、デッキにマッチした強さを持っている

これにより、Canadianのクロックは
秘密を掘り下げる者
敏捷なマングース
タルモゴイフ
となったわけだが、これらを12枚投入するのは適正なのか?
妨害枠を削るリスクを背負う代わりに、3点クロックを絶えず戦線に送り込む事により、序盤の支配力が低下した分を素早いクロックでカバー出来る形へと変化させる事が出来る

ただ、増量されるクロックは増量された分だけ打点が上がるわけではない
3点クロックの達成条件が理由
スペルを削る事で秘密を〜の反転率が下がるのは当然として、マングースもクロック増量スペル減量でスレショスピードが落ちてしまう
1マナ生物が手札に複数来ても、1マナ立たせる場面が多いデッキなため、同時展開がしづらく、支障がでる
よって、12枚は多過ぎる可能性がある

クロックを10〜11にするとして、何を減らすか?

最序盤で出したいのは、秘密を〜になる
マングースがスレショ達成するのが大体4ターン目以降に対し、秘密を〜は2ターン目に3点フライヤーになれる
逆に、中盤以降はマングースが安定しており、秘密を〜はラグが気になる
得意な相手もそれぞれ違って、コントロール系には被覆が光るし、部族相手にはタフネス2と3は差が出る
飛行によるタルモや聖遺を越えれる事と、コンボ相手には素早いクロックが重要にはなる
デッキの回り方を考えると、初手に展開したい秘密を〜を多めにしたいが、マングースを減らすと稲妻相手した時に不安がある
本来、稲妻が効かないCanadianにおいて、秘密を〜は避雷針の役目が無く、腐っているカードを有効利用されるいい的となる

タルモを減らすか?
マングースも秘密を〜のがデッキ的に強いんだけど、タフネスの低さから対タルモ、殴打頭蓋を考慮すると減らせないか


難しい
どれも減らしたくない
けど、12枚は多過ぎる

とりあえず、クロック11枚でマングースか秘密を〜のどちらかを1枚削るとして、現状のレシピ


3~4秘密を掘り下げる者
3~4敏捷なマングース
4タルモゴイフ
4渦まく知識
4もみ消し
4呪文嵌め
4稲妻
3火+氷
4目くらまし
1四肢切断
3Force of Will
3思案
1定業
3沸騰する小湖
3霧深い雨林
4Volcanic Island
4Tropical Island
4不毛の大地

1土を食うもの
1紅蓮破
1赤霊破
1呪文貫き
1外科的摘出
1古えの遺恨
1モグの分捕り
4水没
1Force of Will
1紅蓮地獄
1精神支配
1真髄の針



フリースロットとwillの部分をクロックにあてた
火氷を1枚四肢切断へ
もう1枚スロット確保するならブレストかスネアらへんか(スネア抜くならサイドに置くだろう)

思案1枚を島にするのも検討してるけど、基本的に2枚の土地で回すデッキだから、TropiとVolcaを不毛覚悟で優先したいからね

外科的摘出が流行ってる以上、真面目にTropiを1枚繁殖池も検討する必要はあるやも
ただ、秘密を掘り下げる者があるから、仮に緑マナ潰されても詰みはしないし


サイドは試験的な感じ
テラボアは対聖遺の騎士としてで、レリックが投入されないデッキに追加クロックとして
墓地対策を1枚増やしたいところ


流行りの石鍛冶に強く、コンボ全般に有利が付き、コントロールに強い
聖遺の騎士に対し不安が残るものの、メタ的に充分上を狙えると思われ


ただ、1枚1枚のカードパワーの低さから、プレイミス一つで致命的になるシビアなデッキではある
自分は神経使い過ぎて疲れるから、大会に持ち込みたくないデッキNo.1

コメント

MUD/STAX
2011年11月10日19:11

始めまして。
突然失礼します。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendelion Clique》枠に《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でしたら、一枚《ヴェンディリオン三人衆/Vendelion Clique》でも良い気がするのですがやはり、序盤のことを考えると《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》になってしまうのでしょうか?
それとも、(青)(青)のマナ基盤確保が難しいため、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を優先したのでしょうか?
少し、理由を伺って参考にしてみたいです。

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