SLC優勝のNext Level Zooのデッキ診断的な
2011年4月8日 MTG コメント (3)先月のSLCで優勝したzooをしるびあ視点でデッキ診断的な事をしてみる
7回の優勝を飾ってるデッキを診断なんて無茶苦茶な企画だと思うんだ
とりあえずデッキリスト
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3《土を食うもの/Terravore》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《流刑への道/Path to Exile》
3《Chain Lightning》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
2《Savannah》
3《Taiga》
2《Plateau》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
3《流刑への道/Path to Exile》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1《Karakas》
クァーサルとペス子が非常に浮いてますね
まず、デッキ内にエンチャントとアーティファクトが全く入っていない
それにより、もし相手も入れてなかった場合にただの2/2賛美と他の生物に比べて貧弱だ
相手が壊すのが無い場合に自爆出来ないのもマイナスで、ドレッジの橋をリムーブが出来ないし、精神支配をフィズらせれない
ペス子は色々ダメだ
たかだか1/1の貧弱トークンじゃ信用ならないし、サイドのガドックが出ていると手札で華麗に待機する様子はもはや滑稽
ガドックinする相手にはペスoutするだって?
黙れ!対コンボの話なんてしてねぇだろが!オマイはLandstill相手にペス子outするのか?
ここから本番
まず診断する上でデッキのコンセプトを崩さない形で行きます(色タッチや緑頂点等)
通常のzooと比較すると非常に重めな構成で、同型やビート系に非常に強いような印象で、逆にコンボに対してはスピードを落とし過ぎて絶望的な相性になってる
特徴的なのは土を食うものの採用
聖遺、タルモに追加しての大型生物の採用により、相手の単体除去が弾切れを起こす事だろう
メイン・サイド共に非常にまとまっていて、結果を残している事から完成度は非常に高いが若干気になる部分が見受けられる
・非業の死と大祖始の遺産
非常にパワフルな生物選定をしており、追加された土を食うものの攻撃力に期待が持たれるが、逆に弱点が増えている
非業の死は元々zooに対するキラーカードだが、土を食うものも同様に巻き込まれてしまい、溶岩使いを除く全ての生物が非業の死一枚で全滅するのは考える必要がある
黒入り相手には打たれる事を前提に動き、ダメージ計算をしっかりすれば、無駄な展開を抑えられ、仮に撃たれてもその後に展開するプレイングである程度の攻略は出来る
次に大祖始の遺産
タルモ、聖遺、溶岩使いとレリックが意外に効くzooだが、追加された土を食うものは即死してしまう
最序盤にプレイされると相手のデッキによっては、クァーサルでどけるまで展開がしづらい場合がある
そこで、1〜2枚ほど運命の大立者を検討する余地があると思う
教主4枚でマナが伸びやすい構成であるため、成長させる事は可能だし、非業の死にもレリックにも引っ掛からないのは重要
ただzooにおいては序盤に欲しいものではないため複数枚入れるべきではない
・サイドのKarakas
イオナやエムラ対策であろうこのカードがサイドに置かれてるのが疑問
構成上フェッチと不毛が一定量必要であり、不毛対策の基本土地と最低限のデュアランを確保するとなかなかスペースを確保出来なくサイドに置いたのだろう
しかし、特殊地形である事を除けば平地と同様の働きが出来るこのカードはメインに置きたい(というかサイドに置くのはスペースが勿体ない)
では、どの部分と入れ替えるべきか?
現在のマナ構成は、
フェッチ9
赤緑3
緑白2
赤白2
森平地各1
であり、生み出せるマナは緑15白14赤14
1マナ22、2マナ7、3マナ7の構成から2マナが少ないマナカーブから貴族の教主が最重要になり、緑マナが最も必要になる
そして、教主から生み出せない赤マナを確保する事を考えるとTaigaを最優先で確保する必要があるため減らせない
赤が9枚、白が14枚と白の比率のが高いがStP、PtE、ペス、クァーサルは序盤に積極的にプレイするカードではなく、白を確保したいのは2〜3ターン目の聖遺になり、白マナは14枚の土地に加えて教主からも出る事から1枚減らしても運用可能だろう
赤は序盤にプレイしたいカードだが、比率が少ないのと教主から赤マナが出ない事から現状から増減させるのは微妙な所
Karakasを入れて白マナ源が1増える事を考慮し、赤マナ維持しつつ白マナを減らすとなると
フェッチ9
赤緑4
緑白1
赤白1
Karakas1
森平地各1
緑15白13赤14となり、教主を入れて緑19白17になる
これなら色バランスが取れた上でKarakasを採用出来る形になる
しかし、SavannahとPlateauを各1にした事で今まで以上にデュアランサーチするタイミングが難しく、不毛ケアが重要になる
・クローサの掌握
3枚と結構スペースを割いてるこのカードは一体何を想定してるのか?
掌握である必要性が一番高いのがCTGだろう
しかし、従来のzooに比べて重い構成であるこのデッキはCTGを苦手にするとは思えない
他にグリップである必要性があるデッキは、Landstill、エンチャントレスぐらい?
それならば、1枚を古えの遺恨にする事を勧める
親和、魚、スタックス系にとても効果的であり、これらに対しては掌握は重くて所詮1:1交換
ただ、複数枚積むにはメタ的には微妙で、エンチャントを割れる事も重要なんでグリップ2遺恨1にする程度でいいかと
・サイドボードのバランス
各デッキタイプに対するサイドプランを検証してみて、ビート、コントロール等へのサイドチェンジは綺麗に出来るけども、コンボへのバランスが微妙かなと
例えば対Dredgeにinしたいカードが3ガドック3PtE2トーモッド1ボジューカ1Karakasで10枚あるが、outしたいのが1テラボア1稲妻3Chain2ペスぐらいで枚数合わせに稲妻とテラボアをさらに抜く感じになる
逆にANTにはinが3ガドック2エーテル2トーモッドでoutが4StP1PtE2ペスで本当はテラボア、ラバマン、Chainも減らしたいが入れるカードが無い
Sneak Showにはまともなサイドプランが立てれない
ここら辺はメタ次第な部分があって、コンボがいないor諦めてるならいいけども、現状ではコンボに絶望的な印象
ANTに対してガドックを出しても、この構成だとプレッシャーを与えれないからゆっくりガドックどけてからコンボスタートされる
対コンボに特化したカードでなくとも、範囲が広いカードを入れたほうがいいかと感じた(赤ブラストとか)
まぁこんな感じれすかね
高い勝率を誇ってるみたいなんで現状で充分だとは思うけど、サイドの見直しは必要かなと思います
あくまでも自分がリストを見ただけの感想であり、zoo経験が少ないので参考程度に
ジェーンちゃんにもカナディアン診断してって言われたけど、カナディアンこそ固定スロットだらけで診断のしようが無いわパカタレ
7回の優勝を飾ってるデッキを診断なんて無茶苦茶な企画だと思うんだ
とりあえずデッキリスト
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3《土を食うもの/Terravore》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《流刑への道/Path to Exile》
3《Chain Lightning》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
2《Savannah》
3《Taiga》
2《Plateau》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
3《流刑への道/Path to Exile》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1《Karakas》
クァーサルとペス子が非常に浮いてますね
まず、デッキ内にエンチャントとアーティファクトが全く入っていない
それにより、もし相手も入れてなかった場合にただの2/2賛美と他の生物に比べて貧弱だ
相手が壊すのが無い場合に自爆出来ないのもマイナスで、ドレッジの橋をリムーブが出来ないし、精神支配をフィズらせれない
ペス子は色々ダメだ
たかだか1/1の貧弱トークンじゃ信用ならないし、サイドのガドックが出ていると手札で華麗に待機する様子はもはや滑稽
ガドックinする相手にはペスoutするだって?
黙れ!対コンボの話なんてしてねぇだろが!オマイはLandstill相手にペス子outするのか?
ここから本番
まず診断する上でデッキのコンセプトを崩さない形で行きます(色タッチや緑頂点等)
通常のzooと比較すると非常に重めな構成で、同型やビート系に非常に強いような印象で、逆にコンボに対してはスピードを落とし過ぎて絶望的な相性になってる
特徴的なのは土を食うものの採用
聖遺、タルモに追加しての大型生物の採用により、相手の単体除去が弾切れを起こす事だろう
メイン・サイド共に非常にまとまっていて、結果を残している事から完成度は非常に高いが若干気になる部分が見受けられる
・非業の死と大祖始の遺産
非常にパワフルな生物選定をしており、追加された土を食うものの攻撃力に期待が持たれるが、逆に弱点が増えている
非業の死は元々zooに対するキラーカードだが、土を食うものも同様に巻き込まれてしまい、溶岩使いを除く全ての生物が非業の死一枚で全滅するのは考える必要がある
黒入り相手には打たれる事を前提に動き、ダメージ計算をしっかりすれば、無駄な展開を抑えられ、仮に撃たれてもその後に展開するプレイングである程度の攻略は出来る
次に大祖始の遺産
タルモ、聖遺、溶岩使いとレリックが意外に効くzooだが、追加された土を食うものは即死してしまう
最序盤にプレイされると相手のデッキによっては、クァーサルでどけるまで展開がしづらい場合がある
そこで、1〜2枚ほど運命の大立者を検討する余地があると思う
教主4枚でマナが伸びやすい構成であるため、成長させる事は可能だし、非業の死にもレリックにも引っ掛からないのは重要
ただzooにおいては序盤に欲しいものではないため複数枚入れるべきではない
・サイドのKarakas
イオナやエムラ対策であろうこのカードがサイドに置かれてるのが疑問
構成上フェッチと不毛が一定量必要であり、不毛対策の基本土地と最低限のデュアランを確保するとなかなかスペースを確保出来なくサイドに置いたのだろう
しかし、特殊地形である事を除けば平地と同様の働きが出来るこのカードはメインに置きたい(というかサイドに置くのはスペースが勿体ない)
では、どの部分と入れ替えるべきか?
現在のマナ構成は、
フェッチ9
赤緑3
緑白2
赤白2
森平地各1
であり、生み出せるマナは緑15白14赤14
1マナ22、2マナ7、3マナ7の構成から2マナが少ないマナカーブから貴族の教主が最重要になり、緑マナが最も必要になる
そして、教主から生み出せない赤マナを確保する事を考えるとTaigaを最優先で確保する必要があるため減らせない
赤が9枚、白が14枚と白の比率のが高いがStP、PtE、ペス、クァーサルは序盤に積極的にプレイするカードではなく、白を確保したいのは2〜3ターン目の聖遺になり、白マナは14枚の土地に加えて教主からも出る事から1枚減らしても運用可能だろう
赤は序盤にプレイしたいカードだが、比率が少ないのと教主から赤マナが出ない事から現状から増減させるのは微妙な所
Karakasを入れて白マナ源が1増える事を考慮し、赤マナ維持しつつ白マナを減らすとなると
フェッチ9
赤緑4
緑白1
赤白1
Karakas1
森平地各1
緑15白13赤14となり、教主を入れて緑19白17になる
これなら色バランスが取れた上でKarakasを採用出来る形になる
しかし、SavannahとPlateauを各1にした事で今まで以上にデュアランサーチするタイミングが難しく、不毛ケアが重要になる
・クローサの掌握
3枚と結構スペースを割いてるこのカードは一体何を想定してるのか?
掌握である必要性が一番高いのがCTGだろう
しかし、従来のzooに比べて重い構成であるこのデッキはCTGを苦手にするとは思えない
他にグリップである必要性があるデッキは、Landstill、エンチャントレスぐらい?
それならば、1枚を古えの遺恨にする事を勧める
親和、魚、スタックス系にとても効果的であり、これらに対しては掌握は重くて所詮1:1交換
ただ、複数枚積むにはメタ的には微妙で、エンチャントを割れる事も重要なんでグリップ2遺恨1にする程度でいいかと
・サイドボードのバランス
各デッキタイプに対するサイドプランを検証してみて、ビート、コントロール等へのサイドチェンジは綺麗に出来るけども、コンボへのバランスが微妙かなと
例えば対Dredgeにinしたいカードが3ガドック3PtE2トーモッド1ボジューカ1Karakasで10枚あるが、outしたいのが1テラボア1稲妻3Chain2ペスぐらいで枚数合わせに稲妻とテラボアをさらに抜く感じになる
逆にANTにはinが3ガドック2エーテル2トーモッドでoutが4StP1PtE2ペスで本当はテラボア、ラバマン、Chainも減らしたいが入れるカードが無い
Sneak Showにはまともなサイドプランが立てれない
ここら辺はメタ次第な部分があって、コンボがいないor諦めてるならいいけども、現状ではコンボに絶望的な印象
ANTに対してガドックを出しても、この構成だとプレッシャーを与えれないからゆっくりガドックどけてからコンボスタートされる
対コンボに特化したカードでなくとも、範囲が広いカードを入れたほうがいいかと感じた(赤ブラストとか)
まぁこんな感じれすかね
高い勝率を誇ってるみたいなんで現状で充分だとは思うけど、サイドの見直しは必要かなと思います
あくまでも自分がリストを見ただけの感想であり、zoo経験が少ないので参考程度に
ジェーンちゃんにもカナディアン診断してって言われたけど、カナディアンこそ固定スロットだらけで診断のしようが無いわパカタレ
コメント
70点
たまに判断ミスしてる
以上
ちょうど、僕もコンボ対策がまずいなと思ってました。
コンボとのマッチを重ねて、いいサイドが出来るように頑張ります。