vol.7【SBS生物編】

SBSはコンボデッキではなく、ビートダウンである
よって基本的に生物によるダメージが殆んど
ベルチャーは追加のダメージソースであり、ゲームが長引いた際に一撃必殺として使われる

ただマナソースを多くとっているため、zooや部族に比べると生物が少ない
よって限られた少数精鋭で20点のライフを削りきらなければいけないため特に慎重に選定しなければならない

SBSにおける生物は
a.一体で勝てるぐらいの攻撃力を持った生物
b.デッキの動きに非常に噛み合う生物
になる

aに関しては、タルモゴイフを筆頭に墓忍び、コアトル、ソクター等になる
また、少数精鋭である事から最低でも稲妻、炎渦竜巻で落ちないタフネス4以上を意識する事になる

bに関しては、老練の探検者、クウィリーオン・レインジャー、指導霊等が代表

それを踏まえて検討しうる生物群を挙げてみる

まず基本となる赤緑

《タルモゴイフ》
確定
緑が入る以上投入しない理由がない
フェッチが無いため相手が使わないと意外と小さい事も

《クウィリーオン・レインジャー》
確定
不毛の大地から守りつつ、タルモ等に警戒を持たせれる
土地を毎ターン置く事が無いため擬似マナ加速としても使える

《老練の探検者》
タッチ白以外では確定
詳細は前に書いているため省略する
タッチ白は税収優先
タッチ黒はセラピーと併用
純正赤緑、タッチ青はガルガドンと併用
メタにBTB等が多ければ不採用になる事も

《渋面の溶岩使い》
強力であり特に部族に対しては1体で勝てる
ただフェッチを採用出来ないため、起動出来ない事もある
よって採用しても1〜2

《月の大魔術師》
やや重めであり、スピード重視のこのデッキにはあまり合ってない
ただ、これだけで勝てる相手もいるため純正2色なら検討

《猿人の指導霊》《Elvish Spirit Guide》
3枚前後は必須
目くらましを空振りさせたり、スフィアから脱出したりとペタルには出来ない事が出来る
中盤以降はアタッカーとなる事もよくある
基本的に緑マナが必要な事が多いためエルフが優先だが、デミゴッドや抉り出しを採用する場合には猿の方になったりも

《アッシェンムーアの抉り出し》
稲妻で落ちないため1、2ターン目にでるとこいつだけで勝てたり
ただ、タルモを越えられない

《復讐の亜神》
リチュアル系からの高速召喚で頼もしいフィニッシャー
2枚目をプレイするのが困難なため、蘇りは基本は無視

《運命の大立者》
マナ喰いまくるので中々成長させられないが、余った煮えたぎる歌や炎の編み込みからアバターになったりも
ただ、2/2と4/4はナカティルとタルモに討ち負けるのがなんとも

《ギャサンの略奪者》
暴勇状態ならタルモと渡り合える強さ
手札の消費が激しいため暴勇するのは比較的楽
ただベルチャーをまとめ引きしてしまうと暴勇が出来ない事も

《ドライアドの東屋》
レインジャーと凄まじいシナジーを持つ
レインジャーと東屋と森絡みのデュアランで4マナ
ラングラでサーチ出来るためピン挿し可
レインジャーと揃うとタルモが棒立ちし、サイも十手(カウンター載ってない時に限る)も無力化
生物になったために非常に壊れやすくなり、召喚酔いが非常に辛い

《憤怒》
通常は投入出来ないが、納墓やサバイバルを入れたバージョンでは非常に強力

《ゴブリンの溶接工》
手札破壊やカウンターされたベルチャーを場に出せるのはインチキレベル
LEDを使用しないため、能動的にベルチャーを墓地送りに出来ない

《スカークの探鉱者》《野生の朗詠者》
1マナを次ターン以降に持ち越せる
大抵は朗詠者が優先だが、他にゴブリンがあるなら探鉱者を


タッチ黒

《闇の腹心》
マナソースでアドを失い易い構成のたむ、膨大なアドを取れるボブはSBSでも強力
平均マナコストは低めにだが0マナは16枚しか無く、指導霊の3マナが地味に痛い

《墓忍び》
2マナで出せフィニッシャーになるため非常に強力
ただフェッチを使えないため思ったほど墓地が肥えないため2マナで計算する事が出来ない
ペタル、儀式経由で1ターン目に出る事も
ダブルシンボルが出ない状況がよくある
ボブで捲れると痛い

《朽ちゆくヒル》
2マナで稲妻で死なないナイスアタッカー
コントロール相手には互いに2点与え合う
マナ拘束が激しく出せない事も
zoo相手に極端に弱い
ナカティルをブロックしてパンプすると稲妻が飛んできてヒルだけ死んだり
タルモを越えれない

《極楽鳥》
レインジャーとの相性が非常に良い
セラピーの餌としても優秀である
ただ、パワー0なのが1点でも多く削りたいSBSにおいては非常に辛い


タッチ白

《クァーサルの群れ魔道士》
白タッチする最大の理由
天敵であるCTGやスタックス系に僅かながら勝率を上げてくれる
賛美の存在でタルモ同士のにらみ合いを打破出来る

《野生のナカティル》
指導霊やモックス等で1ターン目に2匹出てくるのはzooには出来ない芸当
ノーランドスタートがよくあるデッキなためzooのように簡単に3/3になってくれない
竜巻に巻き込まれるのが辛い

《長毛のソクター》
稲妻、竜巻で死なないタフネスは頼もしい
たまに1ターン目に出てきてそのまま殴り勝つ事も
タルモと渡り合える(5/6は無理だけど)

《雨ざらしの旅人》
レインジャーの存在で毎ターン起動は比較的簡単
こいつが入るならフェッチを1〜2枚挿すのもアリ

《ヨツンの兵卒》
フェッチが無いため、相手次第じゃすぐ死ぬ
能力のおかげでタルモを越えやすいが、自分のタルモも小さくなる

《貴族の教主》
土地で無いマナソースは強力で、レインジャーとのシナジーは異常
賛美が地味に強いが、竜巻に巻き込まれるのが難点


タッチ青

《大いなるガルガドン》
老練の探検者を墓地に置くのが仕事
他にも誘惑蒔きやハーネスでパクパク
パーマネントが並びづらいため待機が明ける事は滅多にない
当て逃げが出来なくなって大幅な弱体化を

《知識鱗のコアトル》
ブレスト撃つだけでタルモを超え、ターンが経つほどどうしようもない大きさになる
willやモックスで追放される事も多い

《粗石の魔道士》
大抵は茶ランドをサーチするため
爆薬や針等状況に応じてサーチ可能なのが強いが、やはりSBSにおける3マナの仕事としては不十分
土地サーチも3マナまで伸びてるなら価値が低い

《小柄な竜装兵》
稲妻で5点
低マナスペルを連打するため噛み合えば強力
ただ戦力にするには不安定すぎて大抵はwillやモックスの餌に

《想像上のペット》
willやブレストを切って、青をこいつとハーネスのみにするならば
ギャサンと併用して素早く手札を使いきれば爆発力は凄まじい
最低でもブロックは出来るため思ったほど弱くない
強いわけでも無いが

《誘惑蒔き》
重い。が、ガルガドンとかなり相性が良い
4マナ捻り出すのに命懸けなデッキなため手札に抱えたままな事が多々あるため判断が難しい

《海のドレイク》
デメリットが殆んど気にならない(レインジャーがいたり、そもそも土地2枚も出てなかったり)
ただzooが流行ってると環境に稲妻と竜巻が増えるため厳しい

《Serendib Efreet》
稲妻で死なないが3マナのパワー3はSBSのメインアタッカーにするには細い

《ファイレクシアン・ドレッドノート》
相方のもみ消し、幻視の魔除け、投げ飛ばしのそれぞれがSBSと相性がいいのが強み
ただドレッド単品で手札に来ると辛い
1ターン目に出ればそのまま勝てる破壊力

《ダンダーン》
島渡りも持ってれば強かった…

《エラヨウ》
1、2ターンで反転出来れば強いがガラクタ等まで積むスペースが無い


大体これぐらいかな?
抜けがあるかもしれないので後日追加するかも

生物枠としては
4タルモゴイフ
3〜4クウィリーオン・レインジャー
3〜4指導霊
が確定
マナソース等の兼ね合いで他に2〜3種類ぐらいが投入枠としては限界になる
最低でもタルモ以外にフィニッシャーが1種は無いと打点が低くなりすぎる


次回はスペル編の予定

コメント

nophoto
朱里
2009年10月29日18:00

>ダンダーン
吹き出すやないか。
好きだけど。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索